日タイロングステイ交流協会便り(2021年8月)
2021年08月22日(日)
オリパラの コロナ禍の汗 リバウンド 2021 東京
下肢萎 な えど 両腕フルに 冬スキー 1998 長野
2020 東京 Olympic が終了し、24日には Paralympic が開幕します。この間にタイ日本ともコロナ感染が急増し、1日の感染者はタイ国20千人超・日本25千人超です。
1964年日本開催のオリンピックは秋晴れの国立競技場・開会式に入場でき大感激でした。最近のオリンピックは長野でした。厳寒の早朝から白馬村のジャンプやクロスカントリーの応援をしました。特に去実績から優勝を期待された親戚兄弟が出場した「複合」では応援
に力が入りました(筆者が選手家族と思われた雪上取材映像が放映されたパプニングあり)。
俳人 小林一茶の故郷に近い開催地のためか、多くの俳句が記録に残っています。
パラリンピックは1948年第二次世界大戦で負傷した兵士のリハビリとして「手術よりスポーツを」の理念で開催された英国ストークマンデビル病院の競技会が起源です。また 下半身麻痺者 Paraplegia Olympic の造語と言われ、IOC は1985年「パラリンピック大会」を正式に承認、1960年ローマ大会以降に遡及して表記することにしました。また 参加選手の範囲も視覚障碍者や脳性麻痺者にも拡大しています。
パラリンピックへの参加選手は
1964年(東京) 22国・地域567名(第13回スト―クマンデビル競技会)
1998年(長野) 32国・地域571名
2016年(リオ) 159国・地域4342名
2021年(東京) 約160国・地域約4400名 22競技・239種目
日タイロングステイ交友協会は「タイ日障碍者スポ―ツ財団」 設立に協力しております。財団の発起人・沖野敦郎氏は義足装具士であり、スポーツ義肢・義足制作の第一人者として、東京パラリンピック出場選手者の支援もされています。沖野氏のご紹介と聴取しました最新情報を「日タイロングステイ便り」でお届けします。
沖野敦郎 Atsuo OKINO / OSPO オキノ スポーツ義肢装具 代表
アスリートの100%に100%で応えたい
2000年機械システム工学科に在学中、シドニーPARAの「義足で疾走するランナー」の映像に衝撃を受けました。卒業後には専門学校で義肢装具制作を学びました。これまでにパラリンピックメダリスト等トップアスリート義足や義手、上肢装具を制作してきました。
一般的に義肢装具制作は「専門制」と「分業制」がありますが、OSPO(オスポ)はは「完全専業制」で各選手に最後まで完全に寄り添います(制作全般から競技前調整まで)。
24日開会の東京パラは22の競技に日本選手は225名出場します。私が担当する選手は、義足を使用する陸上競技(跳躍)で3名、装具を使用するボートで1名、競技では義足を使用しないシッティングバレー1名です。
陸上競技は27日(金)~9月4日(日)に開催されますが、タイ陸上競技コーチによると、タイ選手は日本での事前合宿を行わず、タイ国から選手村に直接入村するとのことです。
なお オリパラの検索サイトは 下記のとおりです。
http://2020.yahoo.co.jp/organisation/olympic

左端 日本選手 / 右二人 タイ選手

前列左から二人目 後藤淳一氏(うごきのクリニック 、慶応医学部競争部ヘッドコーチ)
以 上
引き続き 日タイ ロングステイ交流協会へのご協力ご支援をお願い致します。
2021年8月22日
日タイ ロングステイ交流協会
理事 事務局長 上東野幸男