日タイロングステイ交流協会便り(2018年02月)
2018年02月05日(月)
これがまあ 終のすみかか 雪五尺 一茶
今年の日本の冬は記録的な寒気到来で極寒と大雪が続いてきました。冒頭の句は 故郷北信濃・上水内郡柏原村に住んだ 小林一茶 が詠んだものです。(筆者・上東野は 上水内郡水内村で2月の雪の日に生まれ、この句には親しみがあります)
タイ王国のロングステイ環境は為替(バーツ高)と入国・滞在の厳格化で逆風が続いています。最近のトピックスをご報告致します。2014年5月以降の軍事政権プラユット暫定首相とトランプ大統領の会談で国際公約にもなった「2018年11月総選挙」は来年にずれこむ見込みです。
経済面ではアセアン内では低成長のGDPが、輸出好調・観光客増で上昇基調。 自動車は国内需要回復で生産198万台。 耐久消費財・スマホなどの需要はクレジット利用で過熱気味です。また 増加するマンション建設はタイ人向けですが、外国人向けSAも話題になっています。従って 日本人ロングステイヤーへのアドバイス「外国人の相続は難しいので、賃借にすべき」を重ねてPRすることになります。
長期経済施策として先進国への移行のために、産業高度化の「タイランド4.0」の推進は東部回廊地域(4県)が拠点です。 これに呼応して外国人専門家を活用するため「SMART VISA」が発表されました(重点10業種の専門技術・知識のある外国人に4年間の滞在・就労を許可する)。
タイ情報誌D-MARK MAGAZINE2月号(Vol.65)オンライン版を協会監事の田中祐介さん(D-MARK MAGAZINE 編集長)のご厚意でお届け致しますのでご一読願います。
【D-MARK MAGAZINE 最新号オンライン版】 http://my.ebook5.net/dmark/online/ ※このURLは常に最新号が表示される仕組みです。 (バックナンバーをご覧になりたい方は http://d-mark.jp/ へお問い合わせください)
表紙とPERSON(14~17頁)は引き続き女性シリーズです。TVドラマ・CMなどで大活躍の女優、モデルで日本好きのマーイ(ナパサシ・スワン)さん(チュラロンコン大卒)です。 視界不良の「民政復帰」(9頁)には総選挙の詳細があります。 ワチラロンコン国王陛下の新年のご挨拶(19頁)も今後の政治の行方の記事です。 TOURイサーン(東北地方)の魅力(20・21頁)では文教都市として知られるコンケーンの新しい魅力(恐竜化石)の紹介です。 世界との交流のキーになる各国の日本語学習者状況(増減)は気になります(26頁)。
引き続き 日タイ ロングステイ交流協会へのご協力ご支援をお願い致します。
2018年2月5日日タイ ロングステイ交流協会理事 事務局長 上東野幸男
