日タイロングステイ交流協会通信(2010年11月)
2010年11月01日(月)
タイ王国では「ローイ・クラトン」の季節です。夜の「灯篭流し」はロマンチック・幻想的で気持が癒される行事であり、また 様々な会合の最後に歌い・踊るローイ・クラトンは特に楽しい思い出になります。最近のタイ王国やロングステイ関連の情報をお届け致します。
- APEC会議(10日~14日・横浜)出席のためアピシット首相・カシット外相ほか来日アジア太平洋経済協力会議のマスコミ報道は米国大統領・中国国家主席・露国大統領が中心であった。アピシット首相や(本交流協会の発起人・元駐日タイ大使)カシッット外相は14日に日本外国特派員協会(有楽町)の会員・非会員対象の「報道夕食会」に参加された。
- 海外・国内ロングステイ&移住フェアー2010開催(11月13日・東京ビッグサイト)(財)ロングステイ財団主催のフェアーは年を追って入場者が増加している。本年はEU・米国・オセアニア・アセアン・香港・台湾など15カ国・地域、国内は33県・市。更にLS関連団体・企業も40法人が参加。 第5回の入場者は昨年以上の約85百名で展示・相談ブースやセミナー(抽選で満員)は終日混雑した。
*タイ王国は在留外国人(日本人も)が増加しているチェンマイに重点を置きCLL(チェンマイ・ロングステイ・ライフ)の日本人代表(2名)も来日して細かい相談に対応した。 - ロングステイ調査統計2010 (ロングステイ財団 10月15日)
昨年4月から本年3月・財団のロングステイセミナー参加者約27千名の内4932名(男2513・女2109)のアンケート調査が中心である。海外滞在希望は安・近・暖志向で
①マレーシア ②ハワイ ③豪州 ④タイ ⑤NZ (タイ王国は60歳以上で第2位)。
国内は 沖縄・北海道・京都・長野・鹿児島の順である。
最も不安に思う「医療」について「東南アジアの医療水準向上や(日本語の出来る)看護師・介護士派遣など」新事情の情報交換が始まっている。 - タイ関連セミナー(事務局出席)
- 「タイにおける日系企業の挑戦」 鶴岡将司氏(前JETRO・バンコク) 10/20
- 「アセアンの今:世界平和と共栄への新たな課題(スリンASEAN事務総長)10/22
- 「タイで勝つ」 松田健氏(アジア・ビジネス コンサルタント) 10/29
* 重化学工業新聞社から「タイで勝つ」が10/29刊行(¥1470)
* 最近の論調は「中国のビジネス・リスクが顕在化して、タイ王国が再度注目される」との意見が多くなっており、日本企業のタイ投資が加速している。