【会員の広場】『都々逸っていいなあ』(角川文化財団) 発刊のお知らせ
2021年10月29日(金)
当協会の発起人で2005年設立以来「理事」としてご活躍の小野桂之介さんの著書『都々逸っていいなあ』(角川文化財団)が発刊されました。
小野理事は慶応義塾大学名誉教授・工学博士、中部大学名誉教授。慶応義塾大学ビジネススク―ル校長も務めました。2017年は 俳句集「蝸牛」も発表された文化学識者です。
小野さんは 本書の発表の意図について以下のように述べています。
—いま隆盛の俳句や川柳とは対照的に、「都々逸ってなに?」と訊かれるほど絶滅危惧種的状態になっている現代都々逸をなんとか救いたい という思いで、この本を書きました。一人でも多くの人の手にとってもらい、「うん、都々逸っていいなあ」と思ってもらいたい一心です。—
協会としては 三味線の音曲師が演ずる伝統芸能を懐かしく想う多くの高齢者と「都々逸」に接していない方々にも、インターネットの検索だけでなく 是非本書をご覧願いたいと思います。
『都々逸っていいなあ』
著者:小野 桂之介 監修:吉住 義之助
定価: 1,870円(本体1,700円+税)
発売日:2021年10月22日