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日タイロングステイ交流協会

タイに魅せられて(ホアヒン訪問記)

2007年03月01日(木)

日タイロングステイ交流協会 会員  中島 克久 (07-3)

 

タイの好きなところは?
こんな質問に対して私の答えは決まって『寒くない』、『タイの人の笑顔』、『活気があるところ』、『物価が安いから』等ありきたりの答えばかり。
本当にそれだけ?だったらタイでなく他の国でも良いのでは?
今回は自分自身への解答も含めホアヒンへ初めて(06年末)訪問して来ましたのでその報告を皆様へお伝えします。今後の皆様に少しでも参考になれば幸いです。

 

ホアヒンはどんなところですか?

今回初めて訪問するにあたり私自身の知識が乏しく、またインターネットで検索しても国王陛下が現在住んでおられる場所、静かな場所、海がきれいな場所、ヨ-ロッパ人(特にドイツの人達)が多い場所くらいしかわかりませんでした。

しかしながら行ってみて驚かされることのオンパレードでした。『やはり百聞は一見に如かず』。 いかに情報がレスになっているかも痛感した次第です。

この会報にも寄稿されているホアヒン在住の川上氏へお世話になったのですが川上氏のホアヒンがいかにロングスティに適しているかの言葉が手に取るように感じました。

何とかホアヒンをより知って頂きたくここにいくつか例をあげさせて頂きます。

 

ホアヒンは閑散としている静かな町か?

そんなことはありません。ヨーロッパの人達が集まる場所は非常ににぎやかです。レストラン&屋台等非常に活気があります。しかしながら、にぎやか場所から少し離れれば非常に静かな保養地です。ビーチもホアヒンのメインビーチはパラソルやビーチベッドや馬やらで決して静かで綺麗なところではなくなってしまっていますが、車で10分程度のスアンソンビーチなどは非常に綺麗でくつろげます(人があまりいなくて寂しいくらいです)。

 

ホアヒンにいて不自由はないか?

最近TESCO&LOTUSの大型スパーが出来てここにくればほとんどの品物は揃います。また、じっくりと町を散策すれば様々なお店があり買い物に不自由はしないと思います。日本でおなじみのセブンイレブンもメインストリートには何軒もあります。

 

食事の心配は?

ホアヒンは海に面している町のため海の幸は非常に豊富です。市場に行けば日本と同じ食材やらタイでしか食べることの出来ない食材が目白押しです。

バンコクとも違う料理もあり非常に魅力的だと思います。日本風でもなく香港風とも違いまた、バンコクとも異なる美味しいおかゆ(ジョク)屋さんや遠くからもお客様が訪れるフライドチキンが美味しく食べられる鳥料理屋さんやらヨーロッパの人達が集まる場所には洋風料理店もあります。

 

物価は本当に安い?

価値感の違いがありますので何とも難しいですが高くは無いと思います。寒くないので上着は必要ありませんしTシャツなどは100Bも出せば購入出来ますので服装についてはお金があまりかかりません。レストラン(ホテルや高級なところではありませんが)や屋台で食事をしても1人200Bも出せば充分な量の食事になります。市場で海の幸を買いに行っても4人分であれば500Bもあれば充分足ります。

 

娯楽は?

ホアヒンにはいくつもゴルフ場があります。川上氏いわく日本では考えられない金額でプレー可能とのことです。また、海に面しているので船釣りやら磯釣りも楽しめます。買い物好きの女性には毎晩、いくつかの場所で開催されるナイトマーケットは刺激的と思います。民芸品やらコピー品やら1晩では見切れない品種と量です。

 

ホアヒンまでの交通は?

今回行きは南バスターミナルからの民間バスで帰りは小さなマイクロバスを使いましたがどちらも乗り心地は悪くありませんでした。このほかには電車や飛行機といった手段があります。バスで約3時間ほどかかりますが余裕のあるスケジュールを組めばそんなに苦痛にはならないと思います。

 

ホアヒンの居心地は?

観光スポット等がありませんので短期滞在には向かないかもしれません。しかしながら余暇については我々日本人より上手に使うヨーロッパの人達がこれだけ多くいるわけですから非常に魅力的な場所であることに間違いはありません。今後さらに情報が集まればもっともっと魅力的であることがわかってくるのではないかと考えます。今回、川上氏より昨年の11月よりホアヒンに6ヶ月のロングスティを始められた野口夫妻を紹介されました。野口夫妻は「ホアヒンは気候も良く寒い時期の日本を離れてみるのも良いのでないか。生活してみても居心地も良いので今後はヨーロッパからばかりでなく日本からも多くの人達に是非ともホアヒンに来てみて欲しい」と言われていました。今年の4月に帰国された際には滞在エピソードをたくさんお聞きしようと思います。

 

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今回のタイ旅行で私が認識出来たことはタイの気候&食事&タイ人の人柄&活気があるところ&物価&その他もろもろ全て私にあっているのだということです。きちんとした理由になっていないかも知れませんが同じような方もいらっしゃると思います。好きに細かな理由は必要ありません。今後も大いにタイを好きでいたいと思います。

最後に今回の滞在中に爆発事件という非常に悲しい出来事が起こりました。今までのタイの安全神話が崩れるとともに大きなイメージダウンになってしまったように感じます。

今後、2度とこの様なことが起きぬ事を祈って今回の訪問記を締めくくらせて頂きます。タイが好きな皆様と今後も楽しいお話が出来ることを願います。

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