日タイロングステイ交流協会は、健全で安全なロングステイライフの実現を目指しています。

header_illust

日タイロングステイ交流協会

活動方針

 

日タイ ロングステイ交流協会 2017年度活動方針

 

Ⅰ ロングステイ(LS)の周囲環境

個人の旅行・長期滞在・就労や災害・迫害からの避難など世界的な人の移動が続いている。海外在留邦人は134万人(2016/10)、在日外国人は238万人(2016 /12 )と増加している。

 

海外ロングステイ

異文化交流、自然・文化探求、健康(避寒・避暑・避花粉)、学習・留学、介護・療養等の目的が多様化している。最近の海外での治安(テロなど)やナショナリズム政策(入国制限・ビザなど)が懸念されるが、アジア・大洋州を中心に伸長が続いている。従来からのロングステイヤーの高齢化は大きな問題であるが、新たに海外で働きたい人(ボランティアも含め)も増えて 若返りの動きもある。

希望国地域は従来通り「安・近・暖」地域が人気である(ロングステイ調査統計2016)。 ① マレーシア ② タイ王国 ③ ハワイ ④ *台湾 ⑤ フィリピン ⑥ オーストラリア ⑦ カナダ ⑧ シンガポール ⑨ インドネシア ⑩ ニュージーランド *台湾が11位―9位―4位(2016年)と人気急上昇(LCC、治安良好などが要因)

 

国 内 移 住

これまでロングステイの中心は海外滞在であったが、地方創生、日本版CCRCを旗印に政府・自治体(北海道~沖縄の市町村)・民間が移住促進(受入)に注力している。国内移住には 「住宅・就活・育児・地域との交流」のメリットなどを訴求(広報・セミナー・キャンペーン)して、各年代男女の関心を集めている。

 * ロングステイ財団は国内LSの広報やセミナー・フェアに積極的支援
 *「地方移住センター(生涯活躍のまち推進協議会)」の新設
 * 地方大学の「産学協同プロジェクト」計画(新潟、千葉、高知など)
 *「田舎暮らしの本(月刊誌1987年宝島社、読者40~60代中心)

日本人高齢世代は収入減と先行き不安のために節約志向である。健康(医療)・住居(リフォーム)、交際(冠婚葬祭・贈物)等の支出は維持しているが、モノへの消費から体験型消費への移行が顕著になっている。特に居住問題はライフスタイルと安全・安心などの重視から、国内外への長期滞在や移住・二地区住居への関心も強くなってきた。

 

情 報 収 集

これまでマスコミ(放送・新聞・雑誌)が主であったが、今やインターネットWEBが中心になった。更にスマホの普及でFacebookやLINEの情報収集・発信が日常的になった。LS情報もマスコミの大量のプッシュ情報よりもミニコミに接触し、特に友人・仲間からの情報を重視・信頼する状況になってきた。
*チェンマイ ロングステイライフの会CLLが作成した「チェンマイ 生活ガイド」は好評で受入られている(協会は販売支援)。協会はホームページの充実と タイ情報誌D-MARKとの協力強化を図っている。

 

Ⅱ タイ王国・日本のロングステイ状況

本年は 日本・タイ王国修好130年周年、両国でさまざまな記念事業・行事が行われている。なおタイ王国ではプミポン大王のご崩御後の関連行事(2017年)とワチラロンコン新国王の下での総選挙・民政移管など種々の政治日程(2018年)の遅延が懸念される。
 *タイ日修好130年ロゴ作成(国旗と無限大=永遠の表示)
 *「タイ―仏の国の輝き―」展(7月4日~8月27日、東京国立博物館)を添付
 *「王立バンコク交響楽団」コンサート  (9月26日 サントリーホール)

 

外国人のビザ問題(タイ王国)

軍事政権下(2014-5~)で治安は表面的には落ち着いているが、報道をはじめ様々な規制強化がなされている(最高15年の不敬罪に禁固35年判決など)。日本人のビザ無しのタイ滞在は空路入国30日・陸路15日である。昨年12月にビザ無し外国人の長期滞在「ビザラン」防止のため、陸路入国が2回(年間)に制限された。これは特にビザ無し滞在90日の韓国人を主対象にしたようだが、北部(チェンマイなど)在住外国人への影響は大である。ロングステイ10年(5年+5年)ビザが昨年11月(弊協会との会議及びロングステイフェア)で発表された。人気第1位・マレーシアのMMⅡH10年ビザへの対抗やメディカルツ―リズム促進などにメリットがある。12月 対象11カ国への説明会が行われたが未だ実施に至っていない。タイ大使館(領事部)は「保健省の独走?」と評価している。当協会は以前から「長期ビザよりもビザ無し滞在期間30日の延長」を要望している。

また 年間250万人の外国人患者を受入れてメディカルツ―リズムはタイ王国の重要施策で海外の評価が高まっており、「医療ビザ」は堅実である。 外国人患者を対象にしているJCI認定大手病院は各地にあり、2017/07合計は58である(全世界で965病院、日本は23である)。五つ星ホテルも タイ王国110に対し、日本は28である。

 

在留邦人・ロングステイヤー数

在留邦人数(2016-10-1)ではタイ王国は世界4位の7万人超であり、ロングステイヤーは約11千人。マレーシアは在留邦人23.7千人・ロングステイヤーは5.6千人である。アセアン諸国の在留邦人数は 星国37.5千、印尼19.3千、比国17千、越国16千、カンボジア3千、緬国2.3千。 台湾は21.9千である。7万人超のタイ在留邦人の内訳は 永住者14百人、長期滞在者689百人(企業関係者が525百人)である。地域ではバンコク510百・チョンブリ68百・チェンマイ25百・パトムタニ12百・アユタヤ11百・サムットプラカン11百人の順である。

 

タイ北部(チェンマイ日本総領事館)のロングステイ動向

タイ王国全体の在留邦人、ロングステイヤーは増加している。これまで タイ北部の邦人は全体以上に伸長してきた。人気LSスポット・チェンマイ地区のロングステイは特別な世界である。即ち日本総領事館・支援団体・LS組織などにより、安心・安全・健康な滞在が可能として長期滞在者が集まってきた。しかし2016年の在留邦人(ロングステイヤーも)の減少は気になるところである。ロングステイヤーの場合は高齢単身、医療介護問題、物価上昇と年金減(為替)、ビザ厳格化などが影響していると考えられる。

 

タイ側のロングステイ支援の動き

ロングステイ支援ではバンコクやチェンマイの団体や日本に本部のある組織支部、介護企業等がロングステイヤーに長期的活動を続けている。また 不動産・リート開発・ホテル・銀行・病院などの高齢者向け生活総合サービス施設設立の相談を受けてきた。最近は高齢化、相続税(2016-2)・土地資産税などの課税の動き、低金利・資金流入などによって、新たに高齢者・LSの関連事業に進出する計画(病院のシニア・ヴィレッジ、チェンマイ多目的高齢者村など)が散見され、日本企業の参加(技術やノウハウ提供)もある。

 

Ⅲ 日タイ ロングステイ交流協会 ………2017年度活動計画

 

基本姿勢

2005年1月設立以来、任意団体(ボランティア)としての12年間の活動により、信用度・知名度は上昇し、関係者や外部からの信頼も得て、新しい17年度を迎えました。

安全・安心な長期生活への支援として、家族移住、留学、健康維持・増進(医療・介護)、地域移動(渡り鳥型)などの新しいロングステイスタイルへの的確な対応を行います。即ち タイ官民の受入姿勢、格安航空などのメリットと 他方災害・テロやビザ厳格化等の逆風についても、ロングステイヤーや関係者に正確迅速な情報提供が急務と思います。

 

協会内外のネットワーク造り

ロングステイヤーは 事前の情報収集と現地下見調査を行ってから、自立・自己責任・自分流の充実した海外生活に入るべきである。 当協会には多岐多様な照会・相談への適切・迅速な対応と、安全・安心・健全なLS生活サポートが求められている。従って 日常的には協会内の会員・会友・サポーターや外部からのご要望に沿った諸活動を行う。また 役員・会員・会友 の相互協力や情報交換を活発にして、総合力を発揮できるネットワークつくりをさらに強化する。

 

日常相談への対応

広範な関連連情報の収集・編集と会員・会友や外部に対する適切・正確・有効な情報を迅速に発信する。社会・政治・経済・地域・文化・治安安全・住宅・買物などの一般情報をはじめ以下のピンポイントの情報を発信する。

 〇 超高齢 (資金・年金、医療・介護、保険、葬儀・遺産・相続)
 〇 災害・事故、生活 (災害危機対策、場所、保障、大使館届出、日本人会)
 〇 タイの政策・制度(ビザ・タイ滞在・ワークパミット、医療保険)
 〇 家族問題(育児・幼稚園、学校、住民票、留守宅管理)
 〇 情報・IT(携帯電話、パソコン、放送・新聞)
 〇 ビジネス・就活(ワークパミット、危機管理、外国人就労法)
 〇 地域事情(バンコク・北・東北・中央・東・南部、丘陵・海岸・島、
        人情・安全・食事・買物・物価・医療事情)
 〇 趣味・スポーツ、ボランティア活動

 

会員・会友の増員とサービス提供

現在 役員・会員・会友の高齢化が進展している。新規会員の加入には、魅力あるサービス提供が必須でありあり、「ホームページの充実」と「タイ情報誌D-MARK」との連携協力を推進する。

ロングステイ相談は 会員の紹介やインターネットによる情報が中心であり、外部からのメイル照会後に面談という流れが主流である。会員・会友に対してはホームページ「通信ひろば」の利用や意見投稿を促進する。また 貴重なタイ情報がタイミング良く掲載される情報誌D-MARK(冊子と電子版)にも会員・会友の積極的寄稿の呼び掛けを行う。なおタイ国政府観光庁作成のLS生活に有効な多数の資料・パンフレットを活用する。

 

タイ王国の官民およびタイ・日本のLS関連機関・団体・個人との交流充実

在日タイ王国大使館(領事・広報・労働・商務・経済・投資・農務・学生)、大阪総領事館、タイ国政府観光庁(東京・大阪)、日本アセアンセンター、日本タイ協会、日タイ・ビジネスフォーラム、ロングステイ財団(財団賛助会員・海外サロンも)、国内ロングステイ支援団体、旅行会社、報道関係、大学・研究機関

在タイ日本大使館、チェンマイ総領事館、タイ観光S省、タイ保健省、タイ国政府観光庁本部、タイ各地日本人会、バンコク日本人商工会議所、在バンコク・LS支援サークル、在チェンマイLS支援サークル、関連企業、大学(ロングステイ研究)。

 

タイ・LS関連の相談会・セミナー開催と 後援・支援活動の実施

昨年度は地方(静岡市、名古屋市)で行ったタイセミナーは参加者も多く、反響も あった。本年も積極的PR活動を実施し、相談会や会議・セミナーの開催を活発に行う。

最後に 安全・安心・健全な充実したロングステイ生活を過ごすために、当協会の会員・会友・サポーターに参加下さることをお願い致します。

▲トップに戻る