日タイロングステイ交流協会は、健全で安全なロングステイライフの実現を目指しています。

header_illust

日タイロングステイ交流協会

活動方針

 

日タイ ロングステイ交流協会 2018年度活動方針

 

Ⅰ ロングステイ(LS)環境

個人の旅行・長期滞在・就労から災害・迫害からの避難、移民など世界的に人々の移動が続いている。 一方このグローバル化に対する反動・批判・制限も顕著になっている。日本では インバウンド拡大や人手不足解消の外国人受入を計画しており、在日外国人は256万人・就労者128万人、海外在留邦人は135万人(2017年)と増加している。

 

海外ロングステイ

異文化交流、自然・文化探求、健康(避寒・避暑・避花粉)、学習・留学、介護・療養等の目的が多様化している。 最近の海外での治安(テロなど)やナショナリズム政策(入国制限・ビザ制限など)が懸念されるが、アジア・大洋州を中心に伸長が続いている。また従来から ロングステイヤーの高齢化は大きな問題であるが、新たに海外で働きたい人 (ボランティアも含め)も増えて 若返りの動きもある。

希望国・地域は従来通り「安・近・暖」地域が人気である(ロングステイ調査統計2017)。① マレーシア ② タイ王国 ③ ハワイ ④ *台湾 ⑤ フィリピン ⑥ オーストラリア ⑦ アメリカ本土 ⑧ シンガポール ⑨ カナダ ⑩ ニュージーランド
 *台湾が11位―9位―4位(2016年)と人気急上昇(LCC、治安良好などが要因)。しかし 希望ではなく実際のロングステイヤー数はタイ王国が約11500人(第1位)、 マレーシアは約4500人である(協会推定)。

 

国 内 移 住

これまでロングステイの中心は海外滞在であったが、国内が地方創生、日本版CCRCを旗印に政府・自治体・民間が移住促進(受入)に注力している。国内移住には「住宅・就活・育児・地域との交流」のメリット等を訴求(広報・セミナー・キャンペーン)して、各層男女の関心を集めている。

 * ロングステイ財団は国内LSの広報やセミナー・フェアを支援
 *「地方移住センター(生涯活躍のまち推進協議会)」の新設
 * 地方大学の「産学協同プロジェクト」計画(新潟、千葉、高知など)

高齢世代は収入減と先行き不安のために節約志向である。健康(医療)・住居(リフォーム)、交際(冠婚葬祭・贈物)等の支出は維持しているが、モノへの消費から体験型消費への移行が顕著になっている。 特に 居住問題はライフスタイルと安全・安心などの重視から、国内外への長期滞在や移住・二地区住居への関心が強くなってきた。

 

情 報 収 集

マスコミ(放送・新聞・雑誌)からの情報収集が今やインターネットWEB中心になっている。 更に スマホの普及でFacebookやLINEでの情報収集・発信が日常的になった。LS情報もマスコミの大量のプッシュ情報よりもミニコミに接触し、 特に友人・仲間からの情報を重視・信頼する状況になってきた。
*チェンマイ ロングステイライフの会CLLが作成した「チェンマイ 生活ガイド」が好評で受入られた理由である。

 

Ⅱ タイ王国・日本のロングステイ状況

昨年は日本・タイ王国修好130年周年、両国でさまざまな記念事業・行事が行われた。タイ王国ではプミポン大王のご崩御後の関連行事(2017年)が行われた。ワチラロンコン新国王の下での総選挙・民政移管(2019年初頭)などの政治日程の遅延が懸念される。

 

タイ王国のビザ支給

軍事政権下(2014-5~)で治安は落ち着いているが、報道をはじめ様々な規制強化がなされている(最高15年の不敬罪に禁固35年判決など)。外国人ビザ無しタイ滞在は空路入国30日・陸路15日である。2016年12月にビザ無し外国人の長期滞在「ビザラン」防止のため、陸路入国が2回(年間)に制限された。これは特にビザ無し滞在90日の韓国人を主対象にしたが、北部(チェンマイなど)在住外国人への影響は大である。

一方 懸案のロングステイ10年(5年+5年)ビザが本年から実施された。人気第1位・マレーシアのMMⅡH年ビザへの対抗策,メディカルツ―リズム促進にはメリットがあるが,当協会は以前から「長期ビザよりもビザ無し滞在期間30日の延長」を要望している。注目すべきは2月に発表されたスマートビザである。これはタイ王国の長期経済政策「タイランド4.0」のターゲット10産業に関係する投資家・起業家・経営者・専門職に発給される就労可能・4年ビザである。

また 年間250万人の外国人患者を受入れてメディカルツ―リズムはタイ王国の重要施策で海外の評価が高まっており、「医療ビザ」は好評である。 外国人患者を対象にしているJCI(国際病院評価機構・米国)認定大手病院はタイ各地にあり、2018-8現在で64病院である(全世界で1058病院、日本は26病院)。

 

在留邦人・ロングステイヤー数

タイ王国の在留邦人数(2017-10-1)は世界4位の73千人であり、ロングステイヤーは11.4千人強。マレーシア在留邦人24千人・ロングステイヤーは5.7千人である。アセアン諸国の在留邦人数は 星国36.4千、印尼19.7千、越国17.3千、比国16.6千、カンボジア3.5千、緬国2.6千である。

タイ在留邦人728百人の内訳は 永住者15百人、長期滞在者713百人(企業関係者が542百人)である。地域ではバンコク529百・チョンブリ72百・チェンマイ25百・パトムタニ12百・サムットプラカン11百・アユタヤ11百人の順である。

 

タイ北部のロングステイ動向

タイ王国全体の在留邦人、ロングステイヤーは増加している。これまでタイ北部ロングステイヤーの伸張が大きかった。人気LSスポット・チェンマイ地区のロングステイは特別な世界である。 日本総領事館・支援団体・LS組織などにより、安心・安全・健康な滞在が可能として長期滞在者が集まってきた。しかし2016年以来の在留邦人(ロングステイヤーも)の減少は気になるところである。 ロングステイヤーの高齢単身化、医療介護問題、物価上昇と年金減(為替)、ビザ厳格化などが影響していると考えられる。

 

タイ側のロングステイ支援の動き

ロングステイ支援ではバンコクやチェンマイの団体や日本に本部のある組織支部、健康企業等がロングステイヤーへの長期的支援活動を続けている。 また不動産・リート開発・ホテル・銀行・病院などからは高齢者向け生活総合サービス施設設立の相談を受けている。最近は高齢化、相続税(2016-2)・土地資産税などの課税の動き、低金利・資金流入などによって、新たな視点での高齢者関連やLSの関連事業に進出する計画 (病院のシニア・ヴィレッジ、チェンマイ多目的高齢者村等)が散見され、日本企業の参加(技術やノウハウ提供)もある。

 

Ⅲ 日タイ ロングステイ交流協会 ………2018年度活動計画

 

基本姿勢

2005年1月設立以来、任意団体(ボランティア)としての13年間の活動により、信用度・知名度は上昇し、関係者や外部からの信頼も得て、新しい18年度を迎えました。安全・安心な長期生活への支援として、家族移住、留学、健康維持・増進(医療・介護)、地域移動(渡り鳥型)などの新しいロングステイスタイルにも的確に対応します。即ち タイ官民の受入姿勢、格安航空などのメリットや 他方 災害・テロやビザ厳格化等の周辺環境についてロングステイヤーや関係者に正確迅速な情報提供を行います。

 

協会内外のネットワーク造り

ロングステイヤーは 事前の情報収集と現地下見調査を行ってから、自立・自己責任・自分流の充実した海外生活に入るべきです。当協会には多岐多様な照会・相談への適切・迅速な対応と、安全・安心・健全なLS生活サポートが求められています。従って日常的には協会内の会員・会友・サポーターや外部からのご要望に沿った諸活動を行います。 また役員・会員・会友の相互協力や情報交換を活発にして、総合力を発揮できるネットワークつくりをさらに強化します。

 

日常相談への対応

広範な関連連情報の収集・編集と会員・会友や外部に対する適切・正確・有効な情報を迅速に発信します。社会・政治・経済・地域・文化・治安安全・住宅・買物などの一般情報をはじめ以下のピンポイント情報も発信します。

 〇 超高齢 ( 資金・年金、医療・介護、保険、葬儀・遺産・相続)
 〇 災害・事故、生活 (災害危機対策、場所、保障、大使館届出、日本人会)
 〇 タイの政策・制度(ビザ・タイ滞在・ワークパミット、医療保険)
 〇 家族問題(育児・幼稚園、学校、住民票、留守宅管理)
 〇 情報・IT (携帯電話、パソコン、放送・新聞)
 〇 ビジネス・就活(ワークパミット、危機管理、外国人就労法)
 〇 地域事情(バンコク・北・東北・中央・東・南部、丘陵・海岸・島、
         人情・安全・食事・買物・物価・医療事情)
 〇 趣味・スポーツ、ボランティア活動

 

会員・会友の増員とサービス提供

現在 役員・会員・会友も高齢化が進展しています。 会員の活発な活動加には、魅力あるサービス提供が必須であり、「ホームページの充実」と「タイ情報誌D-MARK」との連携協力を推進します。

ロングステイ相談は会員の紹介やインターネットによる情報が中心であり、外部からのメイル照会の後に面談という流れが主流です。会員・会友に対してはホームページ「通信ひろば」の利用や意見投稿を促進します。また 貴重なタイ情報がタイミング良く掲載される情報誌「D-MARK MAGAZINE(冊子と電子版)」に会員・会友の積極的ご寄稿お願いをします。なおタイ国政府観光庁やロングステイ財団作成のLS生活に有効な多数の資料・パンフレットを活用します。

 

タイ王国の官民およびタイ・日本のLS関連機関・団体・個人との交流充実

在日タイ王国大使館(領事・広報・労働・商務・経済・投資・農務・学生)、大阪総領事館、タイ国政府観光庁(東京・大阪・福岡)、日本アセアンセンター、日本タイ協会、日タイ・ビジネスフォーラム、ロングステイ財団(財団賛助会員・や海外サロンも)、国内ロングステイ支援団体、旅行会社、報道関係、大学・研究機関

在タイ日本大使館、チェンマイ総領事館、タイ観光S省、タイ保健省、タイ国政府観光庁本部、タイ各地日本人会、バンコク日本人商工会議所、在バンコク・LS支援サークル、在チェンマイLS支援サークル、関連企業、大学(ロングステイ研究)。

 

タイ・LS関連の相談会・セミナー開催と 後援・支援活動の実施

昨年度は地方(静岡市、名古屋市ほか)で行ったタイセミナーは参加者も多く、好評でありました。本年も積極的PR活動を実施し、相談会や会議・セミナーの開催を活発に行います。

最後に 安全・安心・健全な充実したロングステイ生活を過ごすために、当協会の会員・会友・サポーターにご参加下さることをお願い致します。

▲トップに戻る